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2012年4月18日水曜日

Witcher 2が無料でEnhanced Editionにアップグレードされた理由


Wither 2 Enhanced Editionが最近リリースされましたが、Witcher 2を既に持っている人にはエンハンスドエディションへのアップグレードが無料で行われました。追加要素をDLCとして有料でリリースされることが多い昨今、なぜデベロッパー・パブリッシャーのCD PROJECKTは無料でリリースしたのでしょうか。その謎がPC GamerによるZiemak Marek (レベルデザイナー)へのインタビューで明かされました。

PC GAMERの”なぜ無料なのか”という問に対して以下のように答えています。

Marek曰く、”それが我々の哲学だからです。我々のコンセプトは素晴らしいRPGゲームを作ることで、皆様にとって素晴らしいゲームでないなら、我々の求める基準を満たしてないということです。もしゲームにどこか欠陥があったり、もっと良くなる要素があるのなら、我々は作りなおす責任があると思っています。”

Marekはさらに続けて「作りなおした部分に金を取るのはフェアじゃない」と明かしました。”ただの改善でしかない” ”新しいものを提供しているわけじゃない”からだそうです。

これを受けてPC Gamerが「パッチ2.0で新しい難易度や戦闘エリアが追加されたし、エンハンスドエディションでは新しいクエストも追加された。これらに時間と金をかけているのになぜプレイヤーにコストを転化しないのか」と投げかけると、「(確かに)我々は追加で仕事をしましたが、別の面から言えば、プレイヤーがWitcherを購入された際に私どもはすばらしい体験を提供すると約束したわけですからね。」と、すばらしい体験(really great experience)の約束を守るために追加で金を取る訳にはいかないとの見解を示しました。

PC GAMER




「”すばらしい体験”を購入時に約束」というのは大変結構なことですが、この記事を読んで一つ思ったことがあります。「なぜSteamでのWitcher 2の定価が上がっているのか」という疑問です。
http://prosteamer.jp/app/20920 より
画像を見て分かるように、定価が上がっています(現在定価$59.99)。
Enhanced Editionで日本語が選択できるようになったそうなので、この値上げはローカライズ代だとも考えられますが、もしそうだとするなら、ローカライズは”改善”ではなく”新しいもの”であり、”すばらしい体験”に必要な事ではないことになります。それっておかしくないですかね?


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2012年4月7日土曜日

Amazonにある全てのXbox360向けWitcher 2: Enhanced Editionにデベロッパーがサイン


Amazonにある全てのWitcher 2: Enhanced EditionにデベロッパーであるCD Projektが手書きのサインを入れたそうです。

Amazon.comなのかAmazon.co.ukなのか分かりませんが、相当な数にサインしたのは想像できます。アイドルなみですね。

だけど腱鞘炎になってもおかしくないで、これ。

eurogamer.net





落書きとちゃうで!



amazon (これらにはサインは無いです)

The Witcher 日本語マニュアル付英語版
The Witcher 2: Assassins Of Kings Enhanced Edition (輸入版)



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2011年12月1日木曜日

The Witcher 2はざっと450万回ぐらい割られているらしい

The Witcher 2のデベロッパーCD Projektは450万回不正にダウンロードされても、なおDRMは意味がないと思っているそうだ。



CD ProjektのCEOであるIwinskiはPC Gamerのインタビューの中でCD Projektの最新作 The Witcher 2はトレントサイトのトレントダウンロード数から推測すると、ざっと450万回ほど不正にダウンロードされていることを明かした。

Iwanskiは言う。「大体、450万回ぐらい不法にダウンロードされてることになるね。もちろん、これは推測でしかないけど、私は楽観的に見てるよ。私たちは(The Witcher 2を)約100万個ぐらい売り上げたから、1つ正規に売ると、4.5倍ぐらい不正にダウンロードされている事になる、これは悪い数字じゃないよ。たぶん現実はもっと酷いだろうけどね。」

莫大な売上の機会を逃しているにもかかわらず、Iwanskiは”DRMは意味が無い”と今なお、思っている。なぜなら、どんなに熱心に自社の商品を守ろうとしても「すぐにクラックされる」し、「正規ユーザーが被る苦痛と困難に見合わない」からだ。

彼は続ける。「始めっから私たちの市場での競争相手は不正ダウンロードユーザーだったよ。ありとあらゆるDRMやコピープロテクションを実験したが、どれひとつとして機能しなかった。全部、2,3日以内でクラックされて、途方も無い数コピーされてしまうんだ。諦めたわけじゃなかったが、新しい方法を思いついたんだ。ゲームにサウンドトラックやメイキング、なんかの付加価値を付けるのさ。正規購入についてゲーマーを啓蒙する長いプロセスを経て、この方法は上手くいったよ。そういうわけで、私たちは健全な市場を得たのさ。」


ソース


「DRMは意味が無いだけでなく、$50の価値があると決断した誠実な人々の暮らしを脅かす」と主張するCD Projektと「海賊行為はけしからん。もっと自社商品を守らなくては!」と考えるその他大勢のどちらが正しいのか僕にはわからないですね。どっちも正しいような気がします。
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