2011年12月1日木曜日

The Witcher 2はざっと450万回ぐらい割られているらしい

The Witcher 2のデベロッパーCD Projektは450万回不正にダウンロードされても、なおDRMは意味がないと思っているそうだ。



CD ProjektのCEOであるIwinskiはPC Gamerのインタビューの中でCD Projektの最新作 The Witcher 2はトレントサイトのトレントダウンロード数から推測すると、ざっと450万回ほど不正にダウンロードされていることを明かした。

Iwanskiは言う。「大体、450万回ぐらい不法にダウンロードされてることになるね。もちろん、これは推測でしかないけど、私は楽観的に見てるよ。私たちは(The Witcher 2を)約100万個ぐらい売り上げたから、1つ正規に売ると、4.5倍ぐらい不正にダウンロードされている事になる、これは悪い数字じゃないよ。たぶん現実はもっと酷いだろうけどね。」

莫大な売上の機会を逃しているにもかかわらず、Iwanskiは”DRMは意味が無い”と今なお、思っている。なぜなら、どんなに熱心に自社の商品を守ろうとしても「すぐにクラックされる」し、「正規ユーザーが被る苦痛と困難に見合わない」からだ。

彼は続ける。「始めっから私たちの市場での競争相手は不正ダウンロードユーザーだったよ。ありとあらゆるDRMやコピープロテクションを実験したが、どれひとつとして機能しなかった。全部、2,3日以内でクラックされて、途方も無い数コピーされてしまうんだ。諦めたわけじゃなかったが、新しい方法を思いついたんだ。ゲームにサウンドトラックやメイキング、なんかの付加価値を付けるのさ。正規購入についてゲーマーを啓蒙する長いプロセスを経て、この方法は上手くいったよ。そういうわけで、私たちは健全な市場を得たのさ。」


ソース


「DRMは意味が無いだけでなく、$50の価値があると決断した誠実な人々の暮らしを脅かす」と主張するCD Projektと「海賊行為はけしからん。もっと自社商品を守らなくては!」と考えるその他大勢のどちらが正しいのか僕にはわからないですね。どっちも正しいような気がします。
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