2011年9月5日月曜日

Dead Islandは技術的な面で問題あり?

Head in Hands
image by Alex E. Proimos



Dead Islandについて、どんなゲームか殆ど知らなかったので、レビューを見てびっくりしました。僕はその見た目から、勝手に、島を舞台にしたLeft 4 Deadのようなものだと思っていたのですが、どうやら、かなりRPG色が強いようです。そして、ゲーム自身はトレイラーのように素晴らしい内容にはならなかったようです。

こちらのレビュー(10点中6点をつけた)を要約したいと思います。ちょっとネタバレがあるかも。


Dead Islandは大ヒットするようなゲームではなく、B級映画のようなガタガタの代物である。
時折RPG要素のあるアクションゲームというわけではなく、アイテム合成やサイドクエスト、スキルツリーのあるオープンワールドの完全なホラーRPGと言うべき。Farcryの島を舞台にしたFallout 3の様な感じ。
ゲームの最初に4人の中から自分のキャラクターを選ぶが、それぞれに設定されている特性(刀が得意だったり、銃が得意だったり)は名ばかりのものでしか無い。一応、敵を攻撃することによって蓄積されるFuryを使った、”Fury攻撃”がそれぞれのキャラクターにはあるんだけど、だからといって特性が優れたシステムであるとは言えない。また、キャラクターの選択がストーリーに影響を及ぼすことも無い。クエストの展開は誰を操作していようが、同じだ。
このゲームの大きな障害となっているのが、ゲームを初めて数時間は、これはどんなゲームなのか完全に把握できるわけじゃないって事と酷い技術上の問題だ。
グラフィックについて、気になる点がある。Sniper: Ghost Warriorで見られたような、ジャギーのかかったジャングル草木や、数々見られる、テクスチャ、エッジ、フレームレートの問題だ。
キャラクターのモデルは、操り人形のようなアニメーション、ジロジロ凝視する目のせいで、とっても気味が悪い。ゾンビはぞっとするような見た目になっているが、未完成な出来のスキンでしおれたような感じだ。そして、(こういったゲームには不可欠の)血の噴き出る様子は、まるでMS Paint(Windows付属の低機能なお絵かきソフト)で書かれたかのようだ。
操作面について。ぎこちないように感じた。メレーの間合いを覚えるには練習が必要だ。
武器について。武器は使っているうちにすぐに性能が悪くなる。玉は不足がち。メレー武器を頻繁に使うことになる。
どんな武器も投げつけることができる。例えば、包丁を投げて、素早く近づき包丁を引きぬいて、首をはねることもできる。


主に、問題点を上げました。褒めているところも、もちろんありましたよ。ただ、あまりに残念な点がありすぎて、6点になっちゃったっぽい。「異様な感じで、するする動くオブジェクトや、時折見せる痙攣したようなアニメーション、クエストポイントが動かないなどの迷惑な欠陥、実際とは異なるナビのマーク、中途半端でチグハグな様子」のせいで、「大多数の人の不評を買うだろう」って。

ちなみに、IGNだと、8点です。やっぱり、技術的な面で評価を落としてました。「完璧には程遠い」だそうです。



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