バイオハザードシリーズ最新作となる「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」(Resident Evil: Operation Raccoon City)のPCバージョンが5月18日に発売されることが明らかになった。デジタルディストリビューションでも販売が予定されている。
同様のニュースを伝えているGame*Sparkの記事によればコンソール版は3月20日(北米)および4月26日(日本)に先行してリリースされる形となる。
PCバージョンが遅れてリリースされることは珍しくない。数カ月遅れるのもよくあること。でもこれはなぜだろうか?
一般的には海賊行為が横行しているPCリリースを遅らせることにより、売り上げを減らさないようにする為などと説明(言い訳?)されることが多い。しかしカプコンはまた別の理由があるようだ。
カプコンがフォーラムで説明するには、PCバージョンの開発はコンソールバージョンの開発が終わるか、ほぼ完了したときに始まる。ビジネスプランの見通しが立って初めてとりかかるというわけだ。いくつかのタイトルがコンソール・PC同時発売であったことを上げ、できるだけ発売日のギャップを少なくするよう努力しているとアピールもしている。
カプコンの説明からコンソールが主でPCは従の関係であるのが分かる(そりゃそうだろうけど)。限られた人員をメインストリームにつぎ込むのは正しいと言えるかもしれない。ただAlan Wakeでは48時間でPC版コストをペイできた例もある。著作権侵害はコンソールとは比べられないレベルで深刻だろうが、デジタル販売の盛り上がりにも注目して欲しいもんだ。
個人的には日本からデジタル販売で購入できない現状の”ビジネスプラン”の変更を切に願う。
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