2012年1月31日火曜日

The Binding of Isaacが45万本近く売り上げ、クリエイターは驚いている様子


The Binding of Isaacは45万本近くを売り上げ、大成功と言っていいだろう。ところで、この成功に最も驚いているのは作者のEdmund McMillenかもしれない。なぜなら、このゲームはちょっとした興味を集めるため作られた「一週間プロジェクト」だったからだ。


IndieGamesによるMcMillenのインタビューによると、彼は、「なんでこんなに成功したのかよく分からない」と思っているようだ。なんでも、このゲームを作り始めた時、金を取るべきかどうかすら迷っていたそうだ。

「はっきり言って、人々がこのゲームを欲しがるかどうか分からなかった。たくさんのデベロッパーへ助言を求めだんだ。”これが売れると思うかい?”ってね。だって、あまりにも奇妙なゲームだと思ったんだ。とっても気味が悪くて不安になるような内容だと感じてて、ただ人々を逆なでするだけ、ゲームデザインもたくさんの人が楽しむにはハードコアすぎる、そう思ってたんだ。」

「死んではリスタートの繰り返しはとてもがっかりだろ。だからローグライクのゲームはとてもニッチで小規模なんだ。本当に限られた人しか遊ぶ人はいないよ。別のポイントを言えば、死亡ループを繰り返すローグライクゲームは殆ど無料の物ばかりさ。そこで、$5で売ろうって結論になって気に入らない人は買わなくてもいいようにしたんだ。それで、この大ヒットだよ。こんなふうになるなんて分からなかった。予想してなかったよ。」

McMillenはSuper Meat Boyの人気がIssacの成功の助けになったとも語る。ことことで、Team MeatのプログラマーTommy Refenesが関与しなかったことに罪の意識を少し感じているそうだ。

「Tommyにゲームを作ってもらいたかった。Florianがダメだったというつもりはないが、このゲームはTommyにやってほしいゲームだったんだ。都合がつかなかったんだよね。」「Issacは一週間の即席プロジェクトの予定だった。ちょっとしたアイディアを気楽にやりたかった。お遊びというかステップアップだね。」


このゲームの発展はMcMlillenが"このゲームの、究極にして最後のチャプター"と例えたThe Wrath of the Lambという拡張版のリリースまで続く予定だ。McMillenによれば、この拡張版は通常版に代わる、もっともっと難しい、本当に最後になるエンディングとなるチャプターが含まれる。

「とてもユニークなアイテムを持ったそれぞれのキャラクターでゲームをクリアすることになるだろうね。たくさんの本当にユニークなアイテムやアイテムセット、新しいプレイヤー統計すらあるんだ。攻撃スピードの統計は攻撃レートだけじゃない。しかもこのスピードは変更することもできるようになったんだ。周りの敵をめちゃめちゃに攻撃できるのはかっこいいだろ?それに新しいティアタイプのアイテムあるよ。」

「プレイするとたくさんの面白い(興味深い)ことが間違いなく見つかるだろうね。たぶん、僕がインスピレーションを感じたよりももっとね。」


ソース



軽い気持ちで作り始めたゲームが45万本も売れ、3DSバージョンの話が出るほど成功するなんて、不思議な話ですね。もちろん、成功の影にはSMBがあるわけですが、インディゲームも可能性がまだまだ広がっている様子。国内ではソーシャルゲームが人気でCMを見ない日はないですが、たまにはPCにも目を向けて欲しいですね。金鉱脈は眠っているんですよ。
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